こんにちは。
トーカイWeb宣伝スタッフのNです。
ハンドメイドをしていると気になる“布端”の処理。
ロックミシンがあればきれいに仕上がりますが、「持っていない」「出すのが面倒」という方も多いのではないでしょうか。
今回は、ロックミシンを使わないときにおすすめの布端処理方法を、やり方付きでご紹介します🧵
作品や生地の種類によって最適な方法は異なるので、ぜひいろいろ試してみてくださいね。
みんなの布端処理事情
SNSでアンケートを取ってみたところ、こんな結果になりました!
 
	「毎回きちんと処理する」派が多い一方で、「見えるとこだけ」など、作品や用途によって使い分けている方も多いようです。
ロックミシンなしでもできる!布端処理のやり方5選
1. ミシンのステッチで処理する
 
	定番の布端処理といえば、ジグザグぬい。
ほとんどの家庭用ミシンに搭載されているステッチです。
きれいに仕上げるコツは、布端の少し内側を縫ってから、糸を切らない1〜2mm外側をカットすること。
縫う際にギリギリを狙うとヨレやすいので、「上手くいかない!」という方はぜひ試してみてください。
 
	ミシンによっては「裁ち目かがりステッチ」が入っていることもあります。
専用の「裁ち目かがり押さえ」を使い、ガイドに布端を当てながら縫うと◎。
ジグザグよりもしっかり布端を包み込み、よりきれいな仕上がりになります。
こちらは生地を切らずにそのまま縫えるのもポイントです。
2. ピンキングばさみでカット
 
	布端をギザギザにカットするだけで、ほつれにくくなります。
ギザギザの歯は、切るだけでOK!
厚手のコットンや、少しハリのある生地におすすめです。
3. 袋縫い
 
	生地端が見えず、丈夫に仕上がる方法。
ほつれやすい布や、洗濯を繰り返す子ども服などにおすすめです。
 
	表側は縫い合わせ線のみで、縫い代が二重になるため薄手の布向き。
 
	縫い方は、外表に合わせて縫ったあと、中表にしてもう一度縫うだけ。
布端が内側に入り込むので、縫い代がチクチクしません。
4. 折り伏せ縫い
 
	生地端が内側に入るため、見た目がきれいでとても丈夫。
シャツなどの縫い合わせにぴったりです。
 
	表には1本の縫い目が入り、すっきりした印象に。
よく洗濯するアイテムにおすすめです。
 
	縫い代2枚のうち1枚で、もう片方を包み込むように縫います。
少し手間はかかりますが、裏から見ても縫い代がスッキリまとまり、完成度の高い仕上がりに。
5. 割伏せ縫い
 
	こちらも生地端を内側に包み込む仕上げ方。
丈夫で縫い代がしっかり固定されるので、デニムなど厚地の生地におすすめです。
	
	
 
	表には2本のステッチが出ます。
縫い代を細めに折ると2本のステッチがデザインのように見えるので、個人的にもお気に入りの方法です。
 
	折り伏せ縫いに似ていますが、2枚の縫い代をそれぞれ包み、3本のステッチをかけます。
しっかり丈夫に仕上がるので、長く使うアイテムにぴったりです。
いかがでしたか?
ロックミシンがなくても、布端をきれいに処理する方法はこのほかにもたくさんあります。
生地の厚みや用途に合わせて、ぜひぴったりの方法を選んでみてくださいね。
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小物を作る時にとっても便利なのでぜひ使ってみて下さいね。
 
	